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<設立趣旨>

 北九州市内で学校部活動とクラブチームで、40年以上男子バレーボールの指導を努めてきた。その経験を生かし北九州市の「バレーボールの発展」また、「スポーツ振興」のために寄与したいと考えている。

 そこで、バレーボールを愛好する北九州市、または近郊で、小学校区にバレーボールクラブ、中学校にバレーボール部がない、また、バレーボールの練習やプレーをする機会に恵まれていない、もっと上手になりたいという小・中学生を対象に、自主的かつ継続的に参加できる場を提供し、一人でも多くの児童・生徒に「達成感」と「朝日のような光」の当たる機会を創出する。さらには、小・中学校男子バレーボールのレベルアップ(技術力向上)とバレーボール人口の拡大を目指し、地域に根差した「わが町のクラブチーム」を構築し、北九州市内及び近郊のどの地域でも、バレーボールの指導者が居る、また、バレーボールの指導者が育つサイクルを創出する。

 その中で、クラブ員が保護者から「認められる、支えられている。」という、お互いが感謝できる「家族とふれあう」場面を多く作り出しながら、小・中学生の「体力・学力」の向上を図るとともに、ライフステージに応じて、バレーボール(スポーツ)を親しむ基盤をつくることを目的とした、「一般社団法人(非営利) ファビュラス北九州バレーボールクラブチーム」を設立する。以下、『「ファビュラス北九州」という』

 また、近年「学校部活動」は、「少子化」、「教師の高齢化」、「若年教師の部活動離れ」、「部活動練習の制限」、さらには、長時間労働などが原因で「ブラック部活動」と言われ、児童・生徒が、スポーツをする、しない「スポーツ活動に対しての二極化」等に伴い、危機の状況にある。そして、小・中学生バレーボール部員は男女共、毎年減少しつづけている。特に男子バレーボール人口は減少しており、中学校男子バレーボール部においては、北九州市内で約30年前は、67中学校中55校程度活動していたが、現在では多くの部活動が廃部となり、62中学校中20校前後に激減している現状である。

 この現状では、日本スポーツ界を支えてきた「学校部活動」が弱体化し、スポーツを通じて、児童・生徒(青少年)たちの心とからだの成長に好影響与えるスポーツ自体が衰退することになり、日本のスポーツ界はもちろん、児童・生徒たちに様々な悪影響を招くことは明らかである。そこで、「学校部活動」や北九州市の「スポーツ振興」が、今後どうあるべきかを考え、あるべき姿を見据えていくことは、中学校教育と日本スポーツの振興や発展にとって急がれる解決すべき課題であると考える。そして、望ましい「学校部活動」のあり方を、いろいろな角度から多面にわたり考察し、改革していく時代にきていると考える。

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